世田谷区「宇田川湯(世田谷04)」閉業に伴う終売のお知らせ

世田谷区の銭湯「宇田川湯(世田谷04)」さんが2026年7月31日に閉業となりました。大正後期に創業し1959年(昭和34年)に現オーナーへと引き継がれます。躯体はそのままに1968年(昭和43年)と1993年(平成5年)に中普請を行い、「明るくて綺麗であればいい。」をモットーに現在まで営業されてきました。長きにわたり地域に貢献され守り続けてきた事に感謝いたします。ありがとうございました。
閉業に伴い東京銭湯コレクションカードは終売となりますので御了承下さい。

発行された銭湯コレクションカードは以下の合計3種となります。
初版:0106版(2024年11月刷)
2版:0683版(2026年2月刷)
3版:0812版(2026年6月刷)

※現在のところ再販の予定はございません。本件のお問い合わせに関しましては、お答え致しかねますので予めご了承ください。

創業以降、現オーナー様に引き継がれるまでの間に建て替えはされてたと思われますが躯体はほぼ戦前の引き継いだままが生かされています。しかしながら中普請により現代的な設備にしながらも脱衣場はほぼ当時のまま。閉業まで涼は扇風機と自然の風のみで、近年の温暖化でも夜は涼しい風が脱衣場を漂う昔風情のスタイルでした。
浴室内にある浴槽は東日本では珍しい中央に配置。通常ならば富士山を背を向けて湯に入るのですが、宇田川湯さんの場合は富士山を眺めながら湯に入ることができました。ペンキ絵は中島絵師により描かれ、中央に富士山がある時もあれば、男女にそれぞれ富士山があった時期もあり、お客様を飽きさせない配慮もなされてました。

残念ながら既に解体され、当時の趣をうかがい知ることは出来ません。
しかしながら、解体前に宇田川湯さんで使用されていたタイルや用品を当方で預からせて頂き、必要としている銭湯に譲渡させて頂きました。宇田川湯の歴史と思いは、どこかの銭湯でこれからも受け継がれていくことになっています。
今日まで本当にありがとうございました。