創業は昭和27年。
豪華な宮造りとは異なり庶民的でシンプル、地元の方の「風呂」といった感じが漂う昭和の銭湯でした。恐らく躯体はそのままで平成初期に中普請されたのだと思われ、随所に創業当時の名残があります。
古いながらも隅々まで丁寧に掃除されており綺麗、薪で沸かした熱湯は体の芯まで癒してくれました。
ペンキ絵は近年、早川絵師から丸山絵師に変わり、いちど中島絵師によって描かれた(銭湯コレクションカードの写真)ものの、令和元年には丸山絵師によって再び描かれました。
男湯は富士山と小島が並ぶ海、女湯にも富士山が描かれ傍らに桜が見られます。男女ともに丸山絵師の富士山が描かれているのは珍しい構成でした。
気さくなご夫婦が経営されており、いつも常連さんと談笑されておりました。銭湯ファンだけでなく地元の方にとっても淋しいお別れとなってしまいました。
長きに渡り、ありがとうございました。